こんな時にはさとしの声で
2階の寝室のベッドのヘッド部分を、腰高窓にピッタリつけて配置してあります。
その窓の方向には隣接する家がないので、夜空がよく見えるのです。
眠る時間にちょうど、窓の向こうに月がさしかかる日があって、それが晴れた夜空の満月だったりすれば、カーテンを開けてあえて月が見えるように、頭の位置を反対にして、月を眺めながら音楽をかけて眠ります。
智さんのソロ、「静かな夜に」 を、初聴きしたのが偶然満月の夜で、眠る前の暗闇の中、最小限のベッドスタンドの明かりと、カーテンを開けた窓から差し込んでくる満月の白い光の中、
「月は君を映しだして白く輝く〜」 の、えもいわれぬ美しいファルセットを聴いた時、思わず鳥肌がたったのを思い出します。
歌詞の中にもあるように、深い森の中で、白い月の光に照らされた智さんが、薄絹をまとった姿で舞い踊る、そんな情景が浮かんだので、ライブでも手足を大きく使って舞うように踊るのかな、と思っていたら、ライブ用にアレンジした打ちこみの音に合わせて、大野ダンスの真髄で、きっちり細かく踊っておられました。
嵐の楽曲のなかで、「静かな夜に」 が、一番好きかもしれないなぁ。
あまり抑揚のない、単調で流れるような旋律を、智さんが七色の声で、深みを持たせた幻想的なまでに美しい曲。
智さんのいろんな声がこの1曲のなかに詰まってる。
高音、低音、ファルセット、ビブラート、ブレス。 聴きたい声が全部ここにあるから、どうしようもなく疲れたとき、弱気になったときに一番聴く曲かもしれない。
「白く輝く〜」 の、地声と裏声の境目のほとんどない美しいファルセットに続く 「雨は〜」 の、やわらかいビブラートがとにかく好きで泣きそうになる。
今日は何だかわからないけど、出勤する時も、休み時間も、帰宅する時も、ずっと 「静かな夜に」 が聴きたくて、エンドレスでずっと聴いていた。
21時半頃に、寝室のクーラーをつけに行ったら、今日は窓から真上に月が見える日だったので、この曲を最初に聴いたときのことをついつい思い出してしまったよ。
今晩はカーテンをちょっと開けて、月を見ながら眠ることにしよう。
かける音楽は、「静かな夜に」 じゃなくて シャーデーの 「Kiss Of Life」 だけど^^; (←オイ)
きっと天使がついていてくれたのよね
天の恵みであなたに出会えたのよ
空を見て
愛の色だわ
私のそばにはきっと天使がいたのね
天から誰かが下りて来て
あなたに引き合わせてくれたの
あなたに引き合わせてくれたの
ピッタリでしょ^^