今こそさとしに愛を叫べ

宮城の復興支援コンサートの無事の成功おめでとうございます。 そしてこのコンサートを支えて下さった地元の方々、ボランティアの方々、各方面のスタッフの方々に深く感謝しています。
お留守番組の私は、このシルバーウイークはずっとネットに張り着いていましたよ^^

そんななか、大いに出遅れ感もありますが…

つい先日、ここは基本的にサトシゴトアラシゴトの幸せなことしか書かないようにしている、なんて言ったばかりなのに。

今回の事をここに書いておくべきか、それとも心の中に留めておこうか、ずい分迷った末に、今になってようやくこうしてポチポチしています。
すごく悩んだけど、最初の2日くらい上手く眠れなかったしご飯の量も減ったけど、見なきゃいいのにネットの前から離れられなくて家事が疎かになったけど、そしてすっごく腹が立ったけど、それでもやっぱり私の頭の中にはしっかりと智さんがいて、もうどうしたって智さんの存在は私の生活の一部になっちゃってるんだよ。 もちろん家族が一番大切だけれど、その家族と同じくらいには大切な存在なんだ。 私の精神的支柱なんだよ。 だからこそ何も語らずスルーを決め込むのはよくないなと思い、自分の中のこれまでの心の経緯をここに書いておくことにします。 これもまた、この先も続く智ファンの人生の中のひとつの思い出になると思って^^
でもせっかくなのでぶっちゃけるし、少し厳しい事も書くかもしれません。 あくまでひとりのファンの、ひとつの葛藤の経緯であると受け取っていただけると幸いです。 なのでここから先は閉じておきますね。 後にも先にもこのことに触れるのは今回限りだと思います。 なのでちょっぴり長くなります。 


智さんに彼女がいるなんて本当は考えるまでもないことだけど、サトラジを聞いたりレポを読んだりしていれば、本来、物の少なかった智さんの部屋にいろんな家具が増えていったりテレビがあったり、シャワーだけだった智さんが湯船に浸かるようになったり、オシャレな入浴剤やキャンドルを買ったり、ソファーじゃなくてベッドで寝るようになったり、知り合いが正月に家主の留守中にやってきておせちを詰め合わせたり、そんな話を聞くたびに、おのずとその存在の影には気付くようにはなる。 でも薄々気付いてはいてもファンだもの、どうしたってその事実に気付かないフリをするよね。

今回ふらいでーの話を知ってまず最初に起こった感情は、同棲は嫌だなぁ〜ってことだった。
私の中のアイドル論として、熱愛(恋愛)はいいの。 健全な成人男性で年齢だってもういい歳で、結婚報道だっていつ来るかってどこか頭の中には常にあるし。
でもね、他ならぬジャニーズのトップアイドルなら、恋愛はしてても、そこに生々しい生活感みたいなものは匂わせないで欲しいのね。もちろんあくまで私の考えではってことなんだけど。
アイドルを好きになるってことは、自覚しようが否定しようが、少なからず疑似恋愛、とまではいかなくても、恋に似た憧れのようなものは誰しも持ってると思うから。
世間に感づかれた時に、言い訳と逃げ道を作っておいて欲しいんだと思うの。私の中で。 だからそこだけはけじめをつけておいてほしいなぁ〜って。 同棲するくらいならいっそ潔く交際宣言でもするか結婚しろよと思うわけです。(まぁ、それが許されないから同棲するんだろうことは重々承知の上)
でもね、100歩譲って私も考えたの。 もはや国家的アイドルといっても過言でないかもしれない嵐の実力派リーダーが、世間に知られず彼女に会うには、もう一緒に暮らすしかないんだろうなぁって。 だからもし同棲報道が本当だったとしても、もうそれは仕方が無かったのかもしれないって無理にでも受け入れようと努力する気持ちにはなった。

私の中の勝手なイメージで、智さんのお相手は年上だとばかり思っていました。 多分たいていの智ファンならそう思ってたんじゃないのかな。
それが蓋を開ければ10歳も年下で正直ビックリしちゃった。 だから早く50代くらいになりたいとか普段言ってた人が、VSゲストの40歳に見える発言であれほど自分の見ため年齢を気にしていたのねとか、いろいろ勝手に納得してしまったり。
あとお相手が 「元女優」 というのを知って、あぁまたソッチにいっちゃったのかぁって思ったの。 どうして智さんは、もっとちゃんとした名のある女優さんとかにいかないんだろうって実はいつも密かに思っていて、もしかしたら常に普通でありたいとする智さんは、プライベートまでどっぷりと芸能界に浸かりたくなくて、あえてお互い制限の多そうな有名女優さんを選ばないのかなぁと思ったり、だからといって全くの一般女性を選ぶわけでもなく、いつも 「元女優」 とか 「元モデル」 とか、何となく一番 「危険」 な匂いのする女性と恋人であれ友人であれ、お付き合いするのが気になってた。 少なくともネームバリューのある人なら軽率な行動には出ないし、ちゃんと智さんの事も守ってくれるだろうのに。
自分がこれほどの存在になってもなお、とにかくそんな 「肩書き」 にこだわらないのか、もしかしたら相手が有名女優とかだと気疲れしちゃう人なのかもしれないなぁ。

この週刊誌のネタを知ったのが発売日の前日。 まだ現物を見る前にネットで写真が拡散されてたけど、とにかく今回あらゆる情報が瞬時に拡散されてすごかったよね。
そこで流れてきたのが個展の目玉作品であるパグちゃんが、どうやらお相手の飼い犬らしいという情報で、これを聞いた時は、正直、あぁ智さんやっちゃったなぁ…って思った。
すぐさまパグTやパグカップのことが頭をかすめちゃって、彼女の飼ってる犬をモデルにしたのはいいとしても、それを商品化して何も知らないファンに販売したとなったら
これは荒れるだろうなぁと。 
パグの絵がお披露目されたとき、ファンは思ったよね、誰の犬なんだろうって。
フリスタレポの時にちょっと書いたんだけど、その時書くのを控えていたものがあってね、私の後ろで観ていたふたり連れの女性の会話には続きがあって、それは 「これってき○かの犬じゃないよね」 「き○かって?」 「元カノ」 っていうのだったの。
みんなやっぱりそこんとこ気になってるんだよね。 パグちゃんの瞳に映る智さんのシルエット、の、背景に映った大きな窓。 こんな大きな窓のあるマンションに住んでる人なんだから、すっごくお金持ちな友達なんだろうなって思ってた。 それが次々と流れてくる情報から、他ならぬ智さんのマンションらしいということがわかった時は、正直脱力しちゃったんだよね…。
大事な復興支援コンサートの前にぶつけてくるゴシップ誌にも腹が立ったけど、何より次々流れてくる画像や情報が、全てお相手のSNSから出てきたものだったというのが残念でならなかった。

今回の事で智ファンが悲しんだり怒ったりがっかりしたことって、智さんの熱愛とか同棲とか、そういうことよりも、お相手のSNSにファンならひと目でわかるような、智さんを匂わせる写真やエピソードが数多く投稿されていたことだと思うんだよね。 少なくとも私はそのことが残念でならなかった。
今や経済をも動かすトップアイドル嵐の大野智の彼女ともなれば、もしくは仮に友人だったとしても、そりゃあ嬉しくて舞い上がる気持ちは大いに分かるよ。 自慢だってしたいよそりゃ。 でもだからこそ、そのプライベートは本人が発信するもの以外は秘密にしておかなきゃならないものってことくらい一般人でも分かる事。 なのに智さんがメディアで話した様々なエピソードを裏付けするような写真がまぁ出るわ出るわ。 
これ、今回の事はそれらの写真や情報を拡散させたのはファン(もしくはアンチ)自身だけど、そもそも最初からこんな匂わせ写真を投稿しなければいい話だったはず。
パグの絵の事だって、誰の犬かって密かに気にしていたファンも多い中、瞳に映った智さんのバックの窓の夜景の投稿がなければ、ファンの間では町田君のレバ子ってことで完結してたはずなのに。 ちゃんと忍ばせておかなければならないことを、こんな形で様々な疑惑を生んで行くからパグTの騒ぎにも繋がって行ったわけだしね。
彼女がSNSを使って写真を投稿していたことは、少なからず智さんも知っていたんじゃないのかなぁ。 あれだけ日常の写真を撮りまくっていたら、何に使うかの見当はつくだろうし。 だからそういった事をある程度は容認していたんじゃないかと思うの。(以前、奈良さんのツイッターで智智コンビを智さんから発信するように提案したことがあったよね) そもそも彼女が勝手にやっていた事だったとしても、そしてその事で困ったなぁって思ってたとしても、それをやめてくれと言うような人ではないし。ただ、彼女がブログだけでは飽き足らず、ツイッターフェイスブックなどあらゆるSNSを使って情報を発信していたことまでは知らなかったのかもしれない。 彼女のあげる写真はどれも意図的で確信的で、世間に気付いて欲しくてたまらないのが見てとれる。 少なくとも元々この業界にいて、今も片足を突っ込んでいる人ならば、そういうことをジャニーズ事務所所属のタレントに、決してやってはならない行為だということくらい十分に知っているはずなのに。 だからこそ智さんは、トップアイドルとしてもジャニーズのタレントとしても、本当ならそのあたりのことを彼女をはじめ、周りの友人知人たちにきちんと伝えて約束させなければならなかった。 そんな事を相手に強いるような人では無いのは百も承知しているけれど。 熱愛していたことが悪いのでは決してなく、知らなくて済んだ事まで知ることになってしまった事が、何よりダメージに繋がったんだと思う。 少なくとも私にとっては。 どんなものにも守らなきゃいけない事はあるわけで、特に智さんのような職業の人のプライベートならなおさら。 
さとらじで自らのプライベートを正直に話して聞かせてくれているのは、智さんのある意味ファンサービスの一環ではあって、それを身近な人が本人に代わって発信していいものじゃないはずなのに。
以前から対馬の彼とか、頻繁に自身のSNSで智さんのプラベを匂わせていて、その行きすぎた行為にうんざりして途中からのぞくのをやめたけど、まさかの船長のブログまで登場してきて、いつかマズイことになるんじゃないかってずっと気になってた。
翔さんが友人たちとのプライベートなエピソードをあれだけいろいろと話してくれるのに、その情報が翔さん本人以外からはいっさい表に出て来ないということ。 御学友の方々の、翔さんを世間の好奇心から守るという見事なまでの守秘義務と連携プレーに今さらながら驚くし、それに比べると、どうしてこうも智さんの周りを囲む人たちの行為と感覚が違うんだろうって悲しくなってきたり。

パグの絵に関してはただ純粋に描いてみたかっただけで、智さんには何の他意もないと思ってる。 犬の絵を描こうと思って、身近にいた犬をモデルにしただけだったんだよね。 ただ、まさか今回のような展開になるとは思っていなかったにせよ、隙だらけだった御自身の身辺を考えると、もし本当にパグが彼女の飼ってる犬だったとしたら、そのパグの絵をグッズに使ったことは思慮が足らなかったと言わざるをえないよね。 フリスタをアイドル大野智の作品展ととるか、それとも芸術家大野智としてとるかにもよるけれど、智さんの本業であるアイドル大野智としてみるならば、パグよりもウエディングベールのオブジェの下の、「智さん以外の人の顔」の方が完全にアウトだったりするわけだけど。
でも考えてみれば、そもそも智さんの描く絵や創り出すモノたちって、智さんにとっての日記みたいなものだって、以前からずっと言い続けていたっけね。
身近にあるものをテーマに、例えばサイトウくんの顔をそっくりそのまま再現してフィギュアをたくさん作ったりもしているように、ひとつの芸術の素材として自身の顔をかたどって使ってみたり、もしかしたらそんな感覚で、彼女の顔をかたどってオブジェに使ってみたのかもしれない…と都合よく解釈した方がファンの心情的には楽だけど、真意なんてこの先永遠に謎のままだしね…
ただ今回のパグのように、アートの裏側をあぶりだす事によって、今後智さんが感性の赴くままに絵を描くことが出来なくなってしまったとしたら、もうそれはFREESTYLEじゃなくなってしまうってことだよね。 智さんが精神のバランスを取るための大切な手段である絵を描くことに、智さん自身が傷つき苦悩することになってしまうのならば、ファンのためにその大切なプライベートを公開してくれていた「FREESTYLE」そのものを、もう智さんだけのものに返してあげてもいいのかもしれななぁ、なんて思ったりもしたのです。

そんな風にもんもんもやもやぐるぐるぷんすかと、様々な感情が渦巻いて感情をもて余すなか、夜明けを待たずして流れてきた智さんの謝罪会見の言葉を見て、そこで初めて涙が出ました。 心が痛くて嗚咽が漏れそうになった。
「もう会うことも一切ございません」 とまで言い切った背景には一体何があったんだろう。 そこまで言い切ってしまわなければならなかった智さんの心情はどんなだったんだろう。「友人のひとり」 と言うだけではすまされないことだったのか。 いろいろと大人の事情を想像してみたけど本当の事なんて知る由もない。 あのウエディングベールのオブジェに込められた意味は? 智さんにとってそれは断腸の思いなのではないの? 智さんはちゃんと納得できているの? そんな風に思ったら泣けて泣けて仕方がなかった。 もしこれが自分の息子なら、もういいよ、もう充分頑張ったんだからこっちの世界へ帰っておいで、自由になっていいんだからって言ってたかもしれない。

この1週間、まるでジェットコースターのようにめまぐるしく、様々な情報に翻弄されて、一体何が起こったのかわからないまま今を迎えているけれど、そもそも一体誰が週刊誌に情報をリークして張り込ませ、事務所は大切な復興支援プロジェクトに影響が出ることを承知の上で、記事を押さえ込むことをしなかったのか。
もしかしたら事務所は智さんと彼女、その友人達との交遊を把握していて、わざとコンサート前にぶつけてくることで、智さんの無防備さに対しお灸を据えたのかもしれない。 なんて考えてもみたけれど、真相なんかはわかるわけもないし。 

私は智さんのことを、よく 「純粋よりもなお無垢な」 と表現することがあるけれど、エンターテイメントの世界のなかで、そのスキルだったり、信念だったり、自身の在り方だったりが、とても達観していて老成であるにもかかわらず、一旦そこを離れると、性善説を信じ切っているかのように人に対する警戒心を持たなくて、まるで親の愛情と庇護を一身に受ける新生児みたいに見える。 心の持ち方次第で純粋ではいられるけれど、もともと邪心というものを持っていないかのような真っ直ぐで無垢な本質。 智さんが天才と呼ばれるに至った所以は、ひたすらに真っ直ぐで真っ白で、素直で無垢な精神であったからだと思ってる。

何かあった時、矢面に立たされ、いつも傷だらけになるのは智さん。 人を信じきってしまうところも、計算なんてまるでできないところも、無防備すぎるところも、脇の甘さも、まるっとそれが智さんで、隠しきることができなかった今回の事。 迂闊だったと言わざるを得ないところも確かにあったので、もう少し脇をしめろという意味で、この先のあなたを守るためにも、この際ファンや事務所の上の人から、きっちりと怒られておくのも悪くはないよ。


だからこそ


恋人であれ、友人であれ、智さんのことを本当に大切に思うなら。

智さんの優しさにつけこまないで。その懐の広さにあぐらをかかないで。 
自分達の自己顕示欲のために智さんを利用するようなことはしないでほしい。

あなたやあなた達にとって自慢のその人は、私達にとっての大切な大切な人なのだ。
あなた達にとっても本当に大切な人ならば、何があっても人目に触れさせないくらいの覚悟を持って、全力で守ってくださいな。
謝罪して、傷を負って、頼りなげな表情で声を震わせながら、大勢の人の前に立つその人を、しっかりとその目に刻んでほしい。
そして智さんは、今度こそ自分の存在価値をしっかりと認識してほしい。 もう少し思慮を持って、そして自分自身を大切に守ってほしい。

無念にも空へと旅立って行った、いくつもの命が見守る宮城の青いその空の下、いつも嵐を呼ぶはずの野外のコンサートで、今回一度も雨が降らなかったという奇跡。
そのかわりに多くのさとしファンの心に雨が降りました。 すっかり晴れ上がった人、まだ少し曇っている人、今だ降り続けている人。 さまざまな葛藤がありました。
アイドルである前にひとりの人間なのだから、当然この先だって恋愛してもいいんだよ。 でもその時はいつかのその日まで上手く隠しとおしてね。 大切に守りとおしていてね。 さとしファンが、泣いて笑って、心から祝福できるようにね。

ゴシップ誌よりも、その後のネットの騒ぎで心を揺さぶられた今回の金曜日狂想曲。
ある意味結婚よりも嫌な同棲というワードに動揺し、脇の甘さにため息をつき、流れてくるものみなに腹を立てながら目を通し、嵐のように感情が揺さぶられた1週間だったけど、心落ち着けば、変わりなく智さんが好きで、私にとっては世界最高の唯一無二のアイドルであり、エンターテイナーであり、理想の人間であることになんら変わりなく、無垢な心を持つ人に、もしかしたらこの先も、はらはらどきどきしくしくぷんすかさせられることがあるかもしれないけれど。

1週間の心の葛藤の末。 

結果、それでもやっぱり、今日も明日も大野智が大好きです。