FREESTYLEⅡ8/3観覧思い出ニッキ(そのに)

FREESTYLEⅡ IN TOKYO。 23日、無事の終了おめでとうございました。 次は大阪ですね。 その後も、もっといろんな場所で、全てのファンの人、そして大野智の作品に興味のある方々の目に触れる機会がありますように。 智さんの魂に触れる機会がありますように。 もっともっと幸せの輪が広がりますように。
そして私は早いとこ老後の思い出を書き記しておかなくちゃ。
フリスタⅡの観覧思い出ニッキ。 前回の続きです。 以下ネタバレあります。



和室の間を出ると、すぐに怪物くんの絵がありました。 絵の周りに散りばめられた金色の怪物くんの耳。 ドラマで装着した耳を全部もらって、ギョーザの詰め合わせのように箱に並べられて出番を待っていた怪物くんの耳たち^^ 何か立体物に使うのかなって勝手に想像してたから、こんな風に絵の周りの装飾に使われるなんてちょっと意外だったよ。 でも展示パネルの赤い色に、照明の光を受けてキラキラと輝く黄金の耳がとっても綺麗。
怪物くんの顔は外国の少年の顔。 髪の毛の質感が、何かひとつの生き物のようだったり、まゆ毛の房がひとつひとつ編みあげられたかのように描かれてるのが印象的。 首から下は完全に智さんのもの。 太もも、ふくらはぎ、細い足首。 ブーツと靴下の質感のリアルさについつい見入ってしまう。 特に靴下。 一瞬本物を履かせてるんじゃないかって錯覚するくらいリアルに描かれていました。
そして、怪物くんの足元に何やら白いペンで描かれた絵が見える。 よく見るとオリジナルの怪物くんが藤子A先生直筆で描かれていてびっくり! これ、めっちゃすごくない!? このおふた方のコラボレーションのこの作品、とんでもなく価値が出そう。

今回、4点のオブジェが展示されていたんだけど、そのなかで、実はなにげに一番衝撃を受けたのが、作品集のP071に掲載されている、純白のウエディングベールのオブジェでした。 漆黒に塗りあげられた展示ボードの上部から、突き出た智さんの肉厚の足。 の、片方の親指に掛けられたベールと、向かって右端に取り付けられた美しい手の指が、ベールを広げるようにしてつまんでいる。 厳かな黒と白のコントラストに息をのむ。 その広げられたベールの下に隠された艶めいた黒い顔。 バックの黒に溶け込むようにしてそこにある。 あるというよりそこにいる。 ベールから透けて見えるその顔が、智さんのようでもあり智さんでないようでもある。 正面からだけじゃなく、横からも確認してみたけどよく解らない。 智さんかなぁと半ば無理やり思いこませようとしたけれど、おそらくあの顔は、智さん以外の別の人。 だと思う。
なんだかすごく胸がザワザワとした作品だったなぁ。

赤く塗りあげられた智さんの「生首」が、白いつぼの上に鎮座してそのまま床に直に置かれているオブジェ。 智さんの頭部から放射状に飛び出すヘッドフィギュア達は、智さんの中から溢れ出る様々なアイデアを表現しているように見えた。
赤く塗られた智さんの顔の部分をよく見ようと思いしゃがんでみた。 小さな顔に高くて美しい鼻梁、薄くて小さくてぷくんとめくれた上唇がことのほか色っぽい。 その造形があまりにも綺麗なので、しゃがんだまましばらくずっと智さんのマスクに見入っていました。

作品集のP070に掲載されている、一見無作為に、でも緻密に計算されて展示されていた、皮に描かれた絵と布と智さんのマスクのオブジェ。 中心に置かれた白い皮に描かれた絵が、智さんの作品のなかで今までに見たことがないような、ちょっと天野喜孝氏っぽいイラストだなぁなんて思いながら観てた。

皮の絵の作品と横並びで展示されていたのが、智さんの顔を持った智面魚ならぬ人面魚。 布やレースで柔らかく形づけられた身体が美しい。
酸素にあえぐような表情の、その口ではなく鼻の穴に針が引っかかっていて、その糸を辿って行くと、展示パネルの上部に仕掛けられた釣り竿を発見。 その竿先は大物を捕えて大きくしなってる。 人魚にも見まがうような美しい人面魚の、鼻に針を引っ掛けてしまうところが智さんらしいよね^^

フリスタⅡの目玉ともいえる2対のパグくん。 お友達の飼ってるパグくんがモデルだということで、私の後ろで観ていたふたり連れの女性が、「誰の犬なんだろうね」「町田くんの犬だったらいいのにね」 なんて話してたのが聞こえてきて、やっぱりみんな考えることは一緒なんだなぁなんて思っちゃった^^; 町田くんのレバ子ちゃんは、町田担さんの情報によると、残念ながらもうずい分と前に御存命ではないみたいだけどね^^;
そんなパグくん。 2対あるのは奈良さんのアドバイスなんだとか。 向かって右側の、グッズのデザインにもなっているパグくんは、頬?の部分に瑠璃色、黄色、胸の部分に赤だったり、本来のパグくんには無い色を使っていてそれがとっても美しい。もうひとつのパグくんは、顔の毛並みの質感や鼻のひび割れなんかがとてもリアル。 そしてふたつともとにかく瞳がキラキラと澄み渡っていて綺麗だった。 キラキラの瞳の中にはちゃんと智さんがいた。 
このふたつのパグくん。 表情を見ると、右側の色彩の鮮やかなパグくんは少し警戒している感じ。 左側のリアルなパグくんはすっかり警戒心を解いてカメラにサービス。 智さんがシャッターを切った順番がこれでわかる…かな^^

赤いメガネの竜三さん。 パグくん同様とっても大きな作品だけど、実際に見てみるとホラーな感じはあまり無く、ちょっと可愛らしい感じ。
でもやっぱりアート時計としてリビングに飾るにはちょっとアレだわ^^; ちゃぶ台の細密画じゃなくて、このド迫力の平成版竜三さんを、キャンパスアート時計のデザインに選んだ理由は何だったのかな。

さて、この辺から作品を見て行った動線のようなものの記憶があいまいになってきたぞ。 
作品の感じもここまでのものとはちょっと毛色が違ってきた感じ。 小さなキャンパスにさまざまな色を塗り込めたものとかたくさんあったのと、顔が半分ずつのメガネをかけた男の子の絵。 これってもう半分の顔は男の子じゃなくて、年配の女性の顔になってた。 同じ顔だったからおばあちゃんと孫なのかな? あと、特に彩色されていない子供の横顔の絵。 これもまた瞳がとっても綺麗だった。 ふたつともちょっとノーマン・ロックウエルチックっていうのかな、アメリカのイラストレーターが描くようなタイプの絵だった。 

半魚人のアクアリウム。 これ、先にネタバレで知ってたから、アクアリウムの中にこの子が居るのを見ても特に驚かなかったけれど、確か作品集の表紙を飾るこの子は黒かったはずなのに、目の前にいるこの子は水色なんだよね。 水中なので光の加減でそう見えるのか、それとも水に溶けてすでに色あせちゃったのか、とにかく最初見た時は、あれ?これって表紙のあの子なのかな?って、にわかに信じられなかった^^;
額に刺さった智さんのピョコ歯。 画像で見た時も驚いたけれど、人間の歯ってあんなにも根が深いものなのってびっくりしたよ。 抜くの大変だったよね!?

最後はメンバーの描いた智さん。 あらためて嵐っていいグループなんだなぁって、ちょっと感動。
しょーさんが確実に腕を上げていて、画力のスキルアップしたしょーさんなんてしょーさんじゃないっっっていう若干の寂しさが^^;
そんなしょーさんとニノの絵が被ったように似てるのは、さすが世界最強の大野担コンビの成せる技だな〜と。
4人のメンバーがそれぞれに智さんを愛しているのが伝わってきたよ。 智さん、幸せだね。


そろそろ退出の時間も迫り、他の方々もグッズ売り場へと移動され、ほとんど人がいなくなったあと、最後に軽くもう一回りだけと思い、サイトウくんのブースに戻り、そして動線にそって観て回りました。 途方もないドット柄の背中を持つ、ちょんまげの男の子にまたいつか会えますようにってお別れもしてきたの。 
その後は、先にロッピーで予約したもの以外は買わないと決めていたグッズ売り場の前を通り過ぎ、出口の前に展示されていた智さんデザインのJAL特別塗装機のミニチュアを発見。
サプライズ的に、ちょっと控えめな感じに展示されているのが愛おしい。 これは会見の時に智さんが手にしていたあのミニチュアかしら、なんて思いながら、本当に最後まで智さんの愛とサービスに溢れたFREESTYLEⅡ。 この上なく幸せな時間を過ごすことができた1時間でした。


濃密な時間を過ごし退出をしたあと、朝からスムージーひとつしかお腹に入れてない事を思い出し、突然お腹が空いてきたので、慣れないトーキョー、あちこち移動せず、手っ取り早くヒルズの中で食事をしようと思い、『やさい家めい』 というお店に入る。 カウンター席に通され、生姜サワーなるものとお野菜御膳というコース料理をオーダーしました。 生姜サワー美味しかった^^ お野菜づくしのお料理も美味しかった^^ バーニャカウダだけでもお腹いっぱいになりそうだった^^ (写真は撮ったけどアップロードができません^^;) そしてナゼかスタッフさんの顔面偏差値が全員そこそこ高かった^^;

20時半くらいにヒルズを出て、そのまま寄り道をせずホテルに帰ることにしました。夜の表参道ヒルズに掲げられ、青い照明に照らされて揺らめくフリスタのフラッグが幻想的。 昼の顔と夜の顔。 両方の景観を見ることができて嬉しかった^^
原宿駅の表参道口の壁面に、フリスタのポスターが一面に貼られていて、最後まで智さんからのお見送りを受けてるみたい。
そしてね、この日だと思うんだけど、21時過ぎくらいに原宿駅に町田くんがいた、っていうつぶやきを翌日にツイッターで見たんだけど、その目情は本当だったのかなぁ。 だとするとフリスタ閉館後、もしかして町田くんは観覧しに来たのかなぁ、とか、あの日は月曜日だったし、こっそり智さんがあの場所(会場)にいたのかあなぁ、なんて、町田くんの目情が本当かどうかもわからないのに、都合のいい妄想で夢を見たワタクシなのでした^^;

ホテルに帰ってお風呂に入り、子供たちの安否確認の電話をかけてから(ダンナと3人で市内の夜景が見える絶景ポイントにお出かけしてた。せっかくなのでお母さんのホテルの部屋からは東京タワーが見えると自慢しておきました。スカイツリーよりも東京タワー推しです) それまで開封するのを待っていた作品集を開き、じっくりと時間をかけて、今さっき観てきた作品達、智さんのインタビュー、嵐の4名様の対談、数々のオフショットを見ていきました。 先のフリスタ作品集同様、すごく贅沢な宝物だった。


翌日は汐留に宮城BLASTのグッズを買いに行き、厳選の末、智クリアファイル、靴下、スプーンセット、Tシャツ(カーキ)、コンバッグ、智ミニうちわのみをお買い上げしたあと、ブースを出てすぐに羽田へと向かい、空港にてお土産を買い(自分用に大好きなベルンのチョコミルフィーユも買った)座席をJクラスシートに変更し、SKYWARD8月号をいただいて地元へと帰り着きました。
空港の駐車場を出てしばらく走っていると、前方に空港リムジンバスがいたので追いついて並走する。 リムジンバスにはJクラスシートの嵐さんズがラッピングされてるので、ちょうど助手席側の窓に智さんがくるように並走して、つかの間、智さんとのドライブを楽しみました。 もちろん危ないのですぐに追い越しましたけど^^; ←(何やってんだか)
こうしてこの夏の、私のサトシゴトアラシゴトの一大イベントが終了しました。
今回無事、何事もなく行って帰って来られたことにひたすら感謝。


ツアーの申し込みが始まりましたね。
宮城は申し込みませんでしたのでお留守番です。 受験生の母。 ツアーも自粛しようか、今とっても悩み中です^^;