あらしとさとしと誰も知らない
晩ごはんを食べたあと、ダンナが早々に自分のPC部屋に引き揚げたので、早速リビングのテレビでポチっと再生。
ぎゃふ〜〜〜〜〜ん♡ 智さん びゅーてほーびゅーてほーー♡♡♡ (///∇//)
って…あ あれ? なんか目がチカチカするわ!? 画面の展開に脳内処理が追いつかないわ!!
何この映像の切り変わりの多さと早さは!? MV解禁の時から思ってたけど、ちょっと盛り込み過ぎじゃなくて!? このピカピカバリバリをもうちょっと控えてくれたらもっと観やすかったかも。 いや、斬新だけどね、無機質で異次元ぽくてちょっと死後の世界っぽくて曲の世界観にすごく合ってるけどね。 もうちょっと落ち着いてくれててもよかったんだよ!? えっ これって私だけ!?
ええ、でもね、5回くらいしたらそういうのも気にならなくなってきたわ^^;
気にならなくなったらあとはもう萌えるだけよね。
かっかっかっかっちょえぇ〜〜〜〜〜〜〜***ヾ(≧∇≦)ノ"***
黒衣装の嵐さんズのカッコよさって地上最強だと思うの。 皆さま全員あますことなくお美しくって、目も脳も心も身体も浄化されて癒されるわ♡ 女性ホルモンだってイソフラボンなんて飲まなくったってビシバシ湧いてくるってもんよね^^
これはもう、「つるす」 「まだ見ぬ世界へ」 「もんすた」 「ぶれすれす」 に続く、寝ている時間以外エンドレス再生コースだわ^^
ゆうべだって20時にポチってしてから0時に寝るまでエンドレス。 今、子供の修学旅行のお迎えと振りかえ休日休暇ってのをいただいてるから (そんな休暇はそもそもない) 今日も朝からずぅーーーっとリピリピリピ♪ なものだから、
娘 「何回おんなじやつ聴くん?」
私 「飽きるまで」
娘 「飽きたらもったいないような気がするけど」
私 「お母さんが大野くんに飽きるわけないだろ? やけん、ずっとよ」
あっさりと納得する娘。
そんなお母さんは確かに26〜28日までお休みをもらってるけど、何なら土日あわせて5連休してるけど、決して 「アラフェス休暇」 とか 「誰も知らない休暇」 だとか、そんなんじゃないからね!! きみ達の修学旅行のお迎えと振りかえ休日対応休暇だからね!! ← (苦し過ぎるいい訳)
〜誰も知らないMV篇 智視点〜
・まずはディスクの色がお葬式で使われる袱紗の色でね、あぁ 「死」 「命の消滅」 をダイレクトに扱った曲なんだよなぁってあらためて感じたよ。
・オープニング さとラジで 「ボ〜っと見てる顔になってるかも」 なんて言ってたけど、いえいえとっても素敵でございます。 あわせることに神経を集中させてるお顔のように見えるよ。 そのあと手を使ったパフォーマンスから5人が散り歌い出す瞬間、サッと智さんの表情が変わってスイッチが入るの。 もうこの時点で降参だよね。
・命のカウントダウンが始まる瞬間。 音を遮断された無響室という空間で、監視カメラで覗かれているような映像。
この 「無響室」 のシーンは 「実験的、抽象的、非人間的な空間」 を表現しているとのこと。 確かに色を落とし、ノイズの入った監視カメラ的な映像は、たとえるなら 「死神」 とか 「魂の離脱」 の瞬間とか、何か映っちゃいけないものが映し出されるような、うすら寒い感覚に陥らせるね。 それと同時に無響室という空間の持つ現象、たとえば残響が極端に少ないために起こる、聴覚的においてあらゆる物体の存在を自分の周囲に感じることができない 「無」 の状態になるということや、その中で光を消すと独特の浮遊感を感じるということ、そして声すらもすぐさま無響の空間に吸収され、やがて聞こえなくなるという特性が、まるで 「死」 そのもへのカウントダウンと、終焉を迎えた命の壮絶な孤独とその瞬間ををあらわしているようで胸がざわざわする。
・「本の部屋」 「静止した時間の象徴」 をあらわすシーン。 無数の本の前で歌うモノクロの世界の智さんの艶っぽい唇。 この智さんは 「時を止めた存在」 であるにもかかわらず、このひとの唇はどこまでも見る者を誘う。
・「終わらない まだ 熱い思い燃やし脈打つカウントダウン」 監視カメラに映る、映ってはいけないはずの 「死神」 の姿。
・「儚いほど 輝き増し 胸を締め付けるから」 心臓付近に手を当てて、肩を揺すりながら前へ進んでくるところ。 一時停止すると体幹のしっかりしている智さんの美しい姿勢が、まるで規律を重んじる将校の敬礼のよう。 そのあとくるりとうしろを振り向く時、身体の開きを最小限にとどめ、右足を軸に下半身だけひらりと回す上品な智さんの動きを何度もリピ。
・間奏部分、カウント02:05:14〜。 智さん先頭に立って拳を振り上げているところ。 若干鼻の穴膨らませてみんなの整列を待ってる時のさとちゃんのお顔が、運動会の演目で先頭のリーダー役になり張りきってる小学3年生男子のようにブサ可愛くて、私の目には黒いスーツではなく、体操服を着て赤白帽をかぶってるさとちゃん8歳が見えます^^
・2番になると、とたんにわかりやすいストレートな物言いの歌詞になっていてあれ?って思う^^;
ここからはカウントダウンを告げられた者と死神との対話になっているのかな。
強くとも儚い命の灯が、いつ消えるのかなんて誰も知らない、わからない。
ならば生きているこの瞬間瞬間を悔いなく生きるだけなんだけど、果たして悔いのない人生なんて存在するのだろうか。 全てが満足な人生だったと思いながらその瞬間を迎える人がどれほどいると言うのか。
・視線を動かさず首や手の動きだけで表現するさまは、感情のないマリオネットのようで、生きている証を感じ取ることができない。
・「忘れることない あたたかい手の温もりを」 「本の部屋」 で両手をあずけ佇む智さんの、まといつく 「男」 の色香。
・「分からないから 向き合うだけ そして踏み出すカウントダウン 嘘じゃないから 届くはずさ 生きて行く痛みさえ」 右足を外側〜内側、再び手を心臓にあて、左足で軸を取り右足を同じように外〜内へとなぎはらうところ。 あれだけの動きのなかで振り上げた足の角度の美しさを保つ、智さんのブレない体軸と股関節、膝関節の柔軟さ、下半身の強さに驚く。
この振り付けの智さんのダンスのなかで、最もため息の出る瞬間。
分からないから 向き合うだけ そして踏み出すカウントダウン
嘘じゃないから 届くはずさ 生きて行く痛みさえ
悩み彷徨う果てに優しさがあるのなら となりで笑っていたいよ
この曲のなかで一番私の胸を打つフレーズ。
本当はまだまだ死にたくない、終わりたくない、生きていたい。
人間の 「生」 への渇望や 「死」 という絶望の中での慟哭。 どんな人でも家族や恋人、友人などの愛する人がいるなかで、永遠の命などいらずとも、あと少し、もう少しだけそばにいたい、となりで笑っていたいという思いで 「その瞬間」 を迎えるのかもしれない。 だからこそ、想いを残し身体を離れた魂を、彷徨わすことなく次の世界へと送り出すために、死神はそっと寄り添うのだろうか。 それとも死神とは実態のない、人間が創り上げた幻想であり最期に見る夢。 運命には逆らえない、現世への想いを断ち切り、次の世界へと勇気を持って旅立てるように。 ひとりでは寂し過ぎるから。
そして、5人一列に並び右手を天に向かって伸ばした後、ただひとりこぶしを握り締めた智さん。 絶望の淵にいながらもあなたはその手に何を掴んだの?
・カウントゼロの 「終わらなぁあぁあぁぁぁーーーーーい!!」 美しい圧巻のビブラート。 ついに迎える最期の叫び。 断ち切れない想いへの切ない激情か。 叫びながら振りあげた腕を背後に降ろし、大きく足をあげて一歩を踏み出しながら、悠然と前へと出てくる智さんとそのあとの展開が、嵐のリーダーここにありって感じがしてゾクゾクする。
・エンディング ついに事切れる命の灯。 智さんが完全に魂の抜かれたマリオネットと化していて思わず息を呑む。
・だからしょーさん! カウントはゼロを切ったわよ! いつまでもブラブラして往生際が悪いから、最後の最後で笑っちゃったじゃないの!!
踊る嵐は最凶にカッコいい。
17日のエントリーにお星様をつけてくださったまひろさん。いつもありがとうございます。 そして、25日のエントリーにコメントをくださったあみさんに、続きより感謝のお返事です。
なんと!? あみさんも目の周りのお肉的なものが減って来ていると!?
でもあみさんは私より10ウン歳はお若いはずなので、今からお手入れをしていれば40歳になっても智さんにバッサリ仕分けられずにすむかもしれません。
私はもうあの時は瀕死の状態でしたよ^^; あれだけの細密な絵を描くお方だけに、さすがの観察力でした。
目のくぼみを解消するマッサージ! ネットで調べると出てきますか?
私もさっそく試してみようと思います^^
ワクワク お互い残念でしたね。
智さんの言葉にもあるように、落選するのにも何か意味があるんですよきっと。
2次受付、一応再チャレンジしてみましたけど、針の穴ほどの狭き門なんでしょうねぇ^^;