さとしとえのもととグランプリ


智さんが、対象作「鍵のかかった部屋」で「第16回日刊スポーツドラマグランプリ主演男優賞」を受賞されましたね。


2008年の「魔王」以来2度目の受賞ですけれど、ニッカンのお写真の受賞盾をかざしてほほ笑む、スリーピースのスーツ姿の智さんが、榎本さんというよりはどちらかというと、成瀬先生っぽくてとってもいい男です(榎本さんももちろんいい男)(〃∇〃)☆

「榎本径」を究極の役だってよく言ってるけど、智さんの演じる連ドラの役って、どのキャラクターも皆、究極の役だよね。

「成瀬領」も「矢野健太」も「怪物太郎」も「榎本径」も、大野智じゃなければ演じ切れなかった究極の個性を持ったキャラクター達。


智さんが、血を分け、肉を分け、骨を削り、生み出して昇華させた儚くも美しい百合の花の「成瀬領」

等身大ではあるけれど、望まない特殊な世界に身を置くことになり苦悩する、智さんにとってリアルとアンリアルの狭間で演じた「矢野健太」

漫画史に残る名作、人間ではなく怪物、しかも王子で子供というキャラクターを実写化するという、奇想天外な企画のプレッシャーをはねのけて、なりふりかまわない奔放さと緻密な計算のもとに完成させた、智さんの持つ愛らしさと純粋さを集約した「怪物太郎」

まばたきすらせず全ての感情を押し込めて、膨大で難解なセリフをマシンのように喋り、ミステリアスでいながら、どこかこの上なく愛らしい摩訶不思議な「榎本径」


どのキャラクターも全て智さんの創り上げた究極の役だもの。


それにしても、智さんの主演男優賞の投票結果の40代の圧倒的な得票数(^▽^;)

私の同士(同世代)の方々からの支持がこんなに多いなんて、なんだか心強い気持ちになれて嬉しいなぁ(≧∇≦)キャー♪


これだけの支持を得ている作品だし、Pや脚本家の方、はたまた原作者の方までが続編を希望しているくらいだから、いつかそう遠くない時期に、何らかの形で続編ができるのは間違いないだろうし、できれば映画あたりでスケールでっかく復活していただきたいので、貴志先生、出来るだけ早く原作を書き終えてくださいませ^^ ← 書いてくださってるだろうという願望


私の中の榎本さんは、泥棒ではないんじゃないかというのが持論^^

最終回で榎本さんが残した謎も私なりの見解があるのだけれど、それはまたいつか「鍵部屋続編」の朗報があった時にでも書けたらいいな。




智さん あらためて「日刊スポーツドラマグランプリ主演男優賞」受賞 おめでとうございました。