AERAとさとしと宝のあらし


先日、紀伊国屋書店に行くと、年末に買いそこなった嵐さん表紙のAERAのバックナンバーがあってビックリ。
多分問い合わせがあって取り寄せたんだろうと思うんだけど、すんなりとあきらめていた私としては超ラッキー。
テキストがいいと評判だった念願のAERA。 手にすることができてよかったです。

そんなテキストの中からひとつだけあげるなら。 最後の質問に対する智さんの答え。

ー生まれ変わるなら何になりたいですか?ー

「うーん 自分でいいかな。 次は、嵐とは違う道を選びます。 この世界に入っていなければ、オレはいったい何をやっているだろうって。 それがわかんないから、もう1回、自分で見てみたいと思うんです。」

ショウビジネスの世界は智さんにとって、まさに天職だったんだろうと思う。
でもおそらくショウビジネスに限らず、智さんが興味を持って本気で目指したものなら、アートであってもスポーツであっても、また学問の世界だったとしても天職にしてしまっただろう才能と、それを実現させるたゆまぬ努力と集中力を持っている人だから、どんな道に進んでいたとしても、明確な結果を残す満足な人生を送っていたんじゃないかと思います。
そしてそのことは智さん自身もきっと分かってて、決して驕る事のない人だけど、何かを最後までやりとげる事への自負と、その可能性に対する自分への自信というものがはっきりとあるんだろうなと感じます。 そしていつだってふんわりと笑いながら、「好きだからできる 好きならできる」 って言うんだろうなって。

次に生まれ変わったら嵐とは違う道を選ぶというのは、「嵐」 であるという人生に一片の悔いも無いということ。

かつて、自分の人生にはもう充分満足したから、これからはファンとスタッフと4人のメンバーの為に生きて行くと語った智さん。
この先もずっと、ファンのために5人でいようと言ってくれた智さん。
そしてメンバーの誰もが、今度は違う人生でと語った次の世界。
できれば 「もう一度あの日に戻るとしても 同じ路 選ぶだろう」 であって欲しかったけれど、この5つの奇跡がこの世限りであるのなら、だからこそあんなにも美しくキラキラと輝くのだろうし、それならば、なおさら今こうして同じ時代を生きていることの幸運と、智さんと その 「宝」 である 「嵐」 に巡り会えた幸福に感謝して、どこまでも、この時代の片隅で、智さんや彼らの向かう先を、これからもこうして見つめて行くだけ。