さとしとLOVEとHit the floor
今日は仕事のお休みをもらって、子供を学校へ送り出した後、まずは 「LOVE」 を聴きました。
「Hit the floor」 Vocal: Satoshi Ohno
やられた、 参った、 ダメだ 泣く。
もう大野智に完膚なきまでに叩きのめされた気分。
好きだ好きだ好きだ好きだ。 好きで好きでたまらない。 涙があふれて仕方がない。
テイストを変えてきたなんてレベルじゃない。 この人はどこまで進化するんだろう。
ずっとずっと聴いていられる。 今までで一番アーバンで、洋楽テイストの強い楽曲で好きすぎて困るわ。
イントロが好きすぎる。 そのままNYの喧騒を連想させる感じ。 大好きな曲のひとつ ジノ・バネリ の 「NIGHT WALKER」 みたいだわ。
「C´mon baby,another world 行こう 君と Another world」 エフェクトが強くかかって、この曲の世界観へ一気に引き込まれる。 これだけ加工してもなお、艶めきを隠しきれない声。
「泡の消えそうなグラスは そろそろおしまいさ こっちへおいで」 こっちへおいでなんて歌詞、いままでにあったかしら。 これだけでもうゾクゾクする。
「くすぐったい様な 香りが踊る」 くすぐ(ぅ) で、ため息まじりに漏らす発声と、香り の低音のセクシーな声に全身の力が抜ける思い。
「愛に焦がれて 大胆なエスコート」 焦がれて〜大胆な の、ボーカルの繋がり方が上手すぎて心地よくなってくる。
「ようこそ 夢の向こうへ 名もなきStranger」 の 正確なビブラート。
「Baby 知らない世界を見せてあげるよ きっと気に入ってくれるさ Another world」 このメロディーラインが好きすぎて泣けてくる。 Baby の前に付く小さい(ん)からの、凶悪なほどのあでやかな声とタメたボーカルとのバランスが絶品。 Another world の、どこまでも透明なファルセットに震える。
「Baby 露わに見せたその背中を 誰にも触れさせないから」 で、 半音ずつ下がって行くファルセットが美しい。 露わ の (あ) の発声がたまらなく色っぽくて。
「遊び疲れたのかい? 心地よいまどろみ 揺れながら 消せないストーリーを 今は忘れて」 囁くように、語りかけるように優しく誘うのね。 歌詞といい声といい、なんてエロいの。
「ほらごらん 夢の向こうは 飽くなきParadise」 で魅せる、力強く広がりのある圧巻のビブラート。
「Baby もしも魔法が解けたとしても ずっと踊り続けよう Hit the floor」 ここの展開が死ぬほど好き。 Hit the floor の ファルセットに涙があふれて止まらない。
「Baby はしゃぐ君をただ見つめてる 誰にも邪魔させないから 午前0時の 時間を告げる頃には 次の世界へ連れてゆくよ」 つややかで伸びやかなシルキーボイス。 ベルベットのごとくゴージャスで聴く者を捉えて離さないのね。
「Baby もう離さないで 君だけは守りたい」 大野智の真髄が詰まってる。
もう、そのあとの展開は、私にとっては神の領域。 できればエンディングは智さんの声でフェードアウトしていくのでもよかったけど。
智さんに、もっともっとこんな風に愛の歌を歌って欲しい。 応援歌も素敵。 でもそれだけじゃもったいないわ。
智さんはアダルトなのにどちらかというとセクシーよりはコケティッシュ。 でもこの曲はたまらなくセクシー。 男の色気しか感じない。この声に全身で包まれていたい。 カッコよすぎて泣くのなんて初めて。
この歓喜の声が、どうか智さんに届いてくれたら。
大野智って天使なのか悪魔なのか。 たぶん両方。 計り知れなく底のない魔王なんだわ、きっと。