アジポップの魔王さとし


このところ、毎号のように買っているアジポップ。

地元の書店(某大型チェーン店含む)では、どこも取り扱っていないから、毎回密林さんでポチっとな。


ASIAN POPS MAGAZINE 104号

ASIAN POPS MAGAZINE 104号


この雑誌、確か編集長さんが智さんのファンだったんだよね。だからなのか、毎回サトシゴトがあるたびに、J−Artistのコーナーで取り上げてくれる機会が多くて、何より関係者に対するインタビューの質問の内容がかなりファンの視点寄りで、ファンが関係者から大野智のこういうところを聞かせてほしい的な質問内容だったりするので、毎回ずい分とツボを得たインタビューになってるんだよね^^

今回は、ブルーレイ発売記念として 「魔王」 を取り上げてくれていて、プロデューサーの高橋正尚さんにインタビューしています。


高橋Pと 「魔王」 との出逢い。

高橋Pが初めてひとりでプロデュースすることになった時に考えた20点の候補作品の中で、一番気合の入った企画書だったという 「魔王」

企画が通り、天使と悪魔の両方の顔を持つ弁護士のキャスティングを考えた瞬間に、真っ先に浮かんだ大野智


「普段ポワ〜ンとしているおおちゃんが、いざコンサートの舞台に立つと豹変して、衝撃的なまでにキレのあるダンスと歌で観客を魅了する。僕はダンスに魅せられるなんてことはそれまでなかったんですけど、あのコンサートの大野くんのソロで初めて体験しましたね」

高橋Pが当時から語っていた「踊る大野智」との衝撃の出逢い。

「TIME」コンの 「Song for me」 がそうだったようで。
私にとっても「Song for me」 は 「Top secret」 と並ぶ、映像として残っている智さんの衝撃のダンスのひとつ。
「Song for me」 は、そのダンスもさることながら、CDとは違ったライブ用にアレンジした歌もまた素晴らしいんだと思うの。
〜忘れないよ〜 のあとの圧巻のフェイク。美しい歌声。力強く伸びやかな声量。完璧なビブラート。
大野智の堂々のパフォーマンスに鳥肌が立つ思い。
それらを生で体感した高橋Pも同じ思いだったんだね。

そんな智さんのギャップに打ちのめされて、その後 「魔王」 に出逢ったときに、その時の印象がフラッシュバックされて、ぜひとも智さんに演じて欲しかったと。

「アマツカゼ」 の舞台中だった智さんを訪ねて、「魔王」の出演オファーをした時に、
「ドッキリじゃないよね?これ俺でいいの?」って半信半疑だったことは、当時もよく聞いたり読んだりもしてたけど、「いや、俺は大チャンしかいないと思う」って高橋Pがおっしゃって。

文中で高橋Pは智さんの印象を、「ダンスで魅せられたのは大野くんが初めて」とか、「大野くんは舞台ですごく大きく見える。彼ほど顕著にそう見える人はいない」とか、オファーに行った時の会話を「今でも鮮明に記憶している。こんなことは他にあまりないこと」とか、「クランクインの日の第一声のトーンで確信したことを今でも鮮烈に覚えている」 など、まさに智さんと高橋Pとの本当の意味での出逢い、そして大野智と成瀬領との融合が必然的であり運命的であったことを感じさせる語りになっていて胸を打たれます。


記事は製作秘話や、撮影中の智さんの様子、7話の領とお姉さんとの病室のシーンのエピソードなど、とても興味深く濃い内容が語られていて、とっても読み応えあり。^^

最終回話など、次号にも続くようなので、次もとっても楽しみです。